私達人間は彼達よりほんの少し手先が器用で、ちょっぴり重たいものが持ち上げられます。
いつもより寒い日には寝床を暖かくしたり、夏の日にはお水をかかさず、体温や体重を測ったり、ヒフや耳に何かいないか調べることができます。
ご飯を食べない仔にはササミをゆで、夜は静かな音楽でリラックスさせたり、顕微鏡でうんちを観察し虫を発見したり、お気に入りのお部屋を清潔にしてあげたりする事ができます。
立っていたら見えないものも、しゃがんでみれば見えてきます。
見ているだけでは気付かぬことも、さわってみれば分かるはず。
彼らのサインは小さく繊細で、欲望はとってもストレート。
私達が目を逸らせば悲しがり、呼べば小さな体全体で喜びを隠さず 『おなら』だって我慢しません(*>ω<*)
ウソをつくことを知らない彼らとの生活は、そのまま自分たちを見つめる日々。
もっとこうしたら、それよりもっともっとこうしてあげたらどうかな?
私たちにできることは「手間を惜しまない」ということだけなのかもしれません。
そして仔犬、仔猫が嫁いでいく日。 新しい家族の一員として少々緊張した面持ちで抱かれている仔たちを見ていると
「しっかりね!」という気持ちでお嫁に出す親の心境みたいに。。。
「この仔をよろしくお願いします」という気持ちで一杯になります。
今日もまた世界中のあちこちで、ぐっすりと眠るその寝顔や、夢中でおもちゃにじゃれるしぐさを見ながら微笑み抱きしめている人たちがいる・・・
床から50センチ。。。。
いままでも、そしてこれからもずっとそこが私たちの仕事場だと言う気持をモットーにSTAFF一同、かわいい仲間達と、毎日、楽しく過ごしています。