外耳炎を侮らないで!
こんにちは🐶🐾
季節の変わり目は外耳炎をはじめとした皮膚トラブルが多くなる時期です。
今回は外耳炎をテーマに早期発見、早期治療をと言うお話をします✨
外耳炎の原因はいろいろな要因が複雑に絡み合って起こります。
例えば…
耳ダニやアレルギー性皮膚炎の様な疾患、または垂れ耳や耳の中に毛の多い子などの「構造的な問題」そして腫瘍やポリープ、異物といった「物理的な要因」があり、そこに湿度の高い環境、免疫低下といった「引き金」が引かれることにより外耳炎が起こります。
その炎症部分に細菌や真菌が感染し外耳炎を、さらに悪化させてしまいます
悪化した外耳炎は耳の中がただれてしまい腫れてしまう事でどんどん悪化の方向へ💦
みなさんの大切な🐶ちゃんは大丈夫ですか?
耳の中の炎症もはじめはベタっとした耳垢だった物が真っ黒なドロドロのタールの様な耳垢に変わったり悪臭を放ちつ様に悪化して行きます
悪化すると腫れて耳穴が塞がりさらに不衛生に
なり最悪、腫瘍化してしまい細菌感染して破裂となります。
この下にかなりグロテスクなお写真が出てきますのでご注意ください
※この記事の一番最後にモザイクなしを用意しています。
大丈夫な方…参考にご覧になってください。
この子は慢性外耳炎が細菌感染を起し腫瘍ができてしまい腫瘍が破裂!
あまりにもグロテスクなお写真なのでモザイク加工していますが頭蓋骨が見えてしまっています☠
決して他人事ではありません。
一度悪化してしまった外耳炎は放置していては治りません、初期段階で食い止めてあげないといけない怖い病気です。
外耳炎治療は…
①耳の中に異物がないか
②洗浄
③検査
④点耳薬
通院が必要になるので数カ月単位での治療が必要となる事が多いです。
外耳炎を長期化させない為にも飼い主さんが見つけて早めの治療をお願いします♡
外耳炎を見つけるポイントをお話します。
🐶ちゃんはお耳が痒くても直接掻くことができない為、こんな行動をします。
【耳の後ろを掻く】
【耳の後ろあたりに毛玉がある】
【耳の後ろあたりに脱毛がある】
【頭を振る】
【顔をこすりつける】
等の症状があれば外耳炎かも!?です
飼い主さん!
お耳の中も定期的に見る!という習慣をつけましょう♡
【赤くなってないる】
【ベタベタしている】
【悪臭がする】は素人でも発見できますよ♡
可愛い我が子だからこそ、言葉を持たない彼たちを守れるのはオーナーさんだけですよ♡
参考にワンちゃん、猫ちゃんで獣医さんにかかられる病気ランキングと月別の外耳炎発症グラフをお見せします✨
※かなりグロテスクなお写真がこの下にあります。苦手な方はここまでで⚠